「昨日オーストラリアに留学してた頃の友達からメッセが入って、それがオーストラリアからで、今何人かまたオーストラリア行ってんだって。いいなぁ〜、私も戻りたい!」 「戻りたいって、オーストラリアに?じゃあ、オーストラリア行くまで一緒にいてよ」 「オーストラリア行くまでで良いの?」 「・・・。いや、別にそういうわけじゃないけど・・・。」 品川プリンスのレストラン。それぞれ数杯めのアルコールを頼んでいた。テーブル越しにユミの手を握ろうと手を伸ばす。 「私、結構小悪魔だよ。」 僕の伸ばした手を見つめ、握り返しては来ない。 (自分で自分のこと「小悪魔」とか言っちゃうか!?でも確かに小悪魔かもしれない。最高4股でも平気でかけていた僕が、ユミの言動にいちいち振り回されてる) 「私のこと好きになってたぶん後悔するかもよ」 「・・・・。」 今まで他の女性に言ってきたことを言われ返されるとかなりキツイ。 ユミのまわりに現在存在している他の男達に嫉妬している。 現在だけでなくおそらく過去も。 明日友達と会う、明後日仕事の知り合いと会う、それも他の男のことを言っているのではないか?おそらくそうなのだろうが。 そう考えると、すごく苦しい。
・・・完敗・・・
ささやかな抵抗 「だいぶ仕事でストレス溜ってる。逃げ出したいよ」 「ならさ、今度時間見つけて温泉一緒に行こうよ」 「温泉良いなぁ、行きたいなぁ」 「でも、温泉はやめに出てきてね。女って長いから、待ってるうちに湯冷めしちゃうよ。」 「へ〜。またされちゃうんだ・・・。そういう経験あるんだ。」 (おっ、ヤキモチ!?)
・・・ちょい勝ち!?・・・
|