
宿坊で一緒だった高知出身のおじさんに、高知の運転マナーは最悪だと散々ぱら脅され出発。お遍路達は皆、朝はやいはやい。のんびりしてられない雰囲気。
順調に周れると思うのも束の間、ついにやってきました。バイク乗りの天敵…雨…。
本降り。
場所も運悪く歩き遍路最大の難所と言われる札所12番焼山寺。
歩きが辛いならバイクでも辛い。
雨の細いくねくね悪路の山道。スリップしたら崖の下。
バイクは歩きや自転車と違って身体を動かさないからエネルギ―を創りださない。カッパを着込んでも、雨霧に晒され熱が全身から奪われていく一方だ。奥歯がガタガタ震えてくる。雨で濡れた荷物は数倍に重たい。レインハイはとっくのとおに通りこし。
念の為持ってきたホッカイロ一つと保温ポットに入れといたお茶で救われる。
12番札所で一時間以上雨宿り。
一向に止まない。
前の寺で、僕位の孫がいるという老夫婦から接待された飴玉がすごく美味しい。
今日はキャンプ場に泊まるつもりだったけど、気力体力限界。民宿を予約。
でも、数キロ先に次の札所があると思うと、行きたくなってしまう。この繰り返し。これは遍路の宿命かな。
結局雨の中時間まで周る。
宿に着いた時はふらふら、気持ち悪い<
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過酷だ。
何の為、他が為にこんなことやってんだ?
他にすべきことはたくさんあるんじゃない?
意味があるのか、遍路なんて?
…答なんてないよ。
だって、〈人間なんては皆「空」なのだ〉から。
デカいぜ、空海。色々と!
七番から十七番まで打つ。